庄子と小由里
本日はレポを一旦中断して、特別編。
庄子知美さんと半田小由里さんについて。
まずは、この二人を語るときに欠かせないchakuchaku J.bというチームの歴史について触れます。
もともとの始まりは、袴田監督が個人的な趣味でつくっていた「L.A.ANGEL」という女子フットサルチームに始まります。
このチームができたのが、ガッタスがフットサル宣言をしたのとほぼ同時期。
つまりcarezzaよりも約半年、歴史の古いチームでした。
このチームが、2年前の夏に、お台場冒険王という、初の芸能人女子フットサル大会を行うに当たり、出場オファーを受けましたが、同時に、まだまだチーム数が少ない、という主催者側の悩みを受け、急遽チームを2分割して大会に臨みました。
その2チームが、
- HbG(当時のメンバーで現在もチャクに在籍してる選手は青木秀加さん)
ちなみにこのHbG及び、CHOOPの初代キャプテン岩田ゆりさんは現在、同名の「HbG」というファッションブランドを展開しています。
チャクの選手も愛用してますよ。
この時、あじゃはゴレイロ。梢子ちゃんはフィールドプレイヤーでした。
あやのちゃんは当時、ダンスユニットKINGのAYANOとして参加してましたね。
KINGといえば、たしかピザーラのCMにボブサップと共演してたような気がしますね。
あと、夜もヒッパレにもちょこちょこ出てたかな。
そして、次は半年後の、去年の3月大会。
今度は少ないチームでリーグ戦をやりたい、という主催者の希望で、2チームを統合。
さらにFANTASISTAも加えた3チーム合同、事務所混成チーム
「CHOOP」が、ここに誕生します。
この大会は、ファンタの青谷、藤江、戸井田、奥谷の4人がCHOOPのユニフォームを着るという、レアな大会になりました。
また、三宅梢子ちゃんがゴレイロになりました。
そして、ここで庄子・小由里コンビも正式加入。
いきなりガッタス戦の前半で3分庄子、4分小由里がゴールを決めるという衝撃デビューを果たします。
(ちなみに影山のぞみさんも得点し、3得点。対するガッタスは是ちゃんがハットトリックを達成し3-3の引き分けで終わる、という伝説の試合です!)
そして、4ヵ月後の7月大会からCHOOPとFANTASISTAが分離。
ファンタがチャクの妹分と呼ばれるゆえんはここにあります。
そして、去年の夏の冒険王終了後、岩田ゆりさんと小由里がチームから離脱するのに伴い、チーム名を「CHOOP」から「chakuchaku J.b」に改め、現在に至るわけですね。
そして、ここで確認事項をいくつか。
- まず庄子知美さん。
彼女は、かつてはアイドルとしてCDを出したこともあり、昔から芸能活動をしてました。
だから彼女はフットサルのために事務所に連れて来られた「傭兵」ではありません。
それは、彼女を初めて見た野田社長が袴田監督に
「あいつはタレントか?」と確認し、袴田監督が
「はい、そうです」と答えたことで、確認済みです。
さらに、彼女はフットサル、サッカー経験はなく、学生時代に遊びで友達とボールを蹴っていたくらいです。
たまたま、運動神経が良くて、強いボールを蹴れただけで、サッカー歴で言えば、よっすぃ〜と同程度と考えてください。
一般のフットサルクリニックにも、影山さんに誘われて、先月くらいに初めて行ったらしいです。
野田社長が以前、「庄子はクラブチームにも加入していて、chakuchakuを選ぶかクラブチームを選ぶか選択させた」みたいなことを言ってましたが、あれは社長の勘違いだったらしく、クラブチームにも当然入ってませんでした。
庄子さん自身もブログで「知美、いつの間にか経験者みたいになってる.....」って困惑してました。
彼女の位置付けは長谷川桃ちゃん、よっすぃ〜と同じく、サッカーセンス抜群の未経験者、ってとこだと思います。
以上の情報はあくまでも、おいら調べなんで、事実と食い違う部分がある場合はご指摘お願いします。
- 次は小由里ちゃん。
彼女は、おいらが物心ついた時点でチームを離脱しており、ブログを読む機会がなかったんで、情報はありません。
だから、彼女が経験者なのか、クラブチームに所属していたのかはわかりません。
ただ、仮に彼女が経験者だったとしても、当時のCHOOPは経験者を1人しか起用していなかったことになり、ルール違反は犯していないことになりますね。
そして、ここからはソースのしっかりした情報ですが、彼女は元いた事務所(袴田さん、庄子さんと同じ事務所)をトラブルが原因で辞めたそうです。
そして、フリーの状態だった小由里さんをザナの西尾監督がスカウトして、ホリプロ所属になったようです。
すると、彼女がザナに加入するのは必然であり、チャクとして復帰するのは難しそうなことも理解できます。
その辺を頭に入れたうえで、先日の「キックイン!ガロッタス」の庄子さんのインタビューを聞いてみます。
これはザナ戦の直後、チャクのリザーブ降格が決まった瞬間に聞いたものなので、庄子さんも泣きながらのインタビュー、感情むき出しの生々しいものになってますね。
敵として出てくるとは思ってなかったんで、正直びっくりもしましたけど。
でも、またこの同じスフィアリーグの中で一緒に球を蹴れるのはうれしかったんですけど、今日は当たらないだろうなって思ったのに、いちばん大事な場所で当たってしまって....
なんか、小由里ちゃんのことが好きな分、こうやってチームのみんなも好きな知美は...だからどっちを選べ、って言われたら..選べないけど。
でもやっぱり今はウチは経験者もそんないないチームだし、誰か加入してきたわけじゃないし昔からの....この、1からやってきてるチームなんで、チーム力としては多分、ほかのチームには負けてないと思うんですよ。
だから、そういうところで、なんか.....XANADUさんには負けたくないっていう気持ちはみんなあって、みんな言っててやっぱり。
ここだけには何があっても負けたくないって気持ちはあって、だから知美は自然に小由里ちゃんのマークに途中からなったんですけど、いろいろ知ってる分、読めちゃうんで、やっぱり。
あっちも知ってるから、やりにくかったんですけど...ここで当たりたくなかった....
もっと準決勝とか決勝とか.....
上のほうで当たれば、多分お互い笑顔で終われたんだろうけど....今は言葉にならないっていうか......
本当に当たりたくなかった...............
完全書き起こししちゃった.....
これが間違いなく本音でしょうね.....
そして、さらにその夜に書いたブログがこちら、
chakuchakuJ,b またまた・・・・
負けました。あぁ~負けましたよ。負けたとも。
知美PK外しましたよ。下手くそですよ。PK嫌いですよ。
二度も体験したくなかったリザーブに落ちてしまいましたよ
って何???????????????と思うほど相当ダメージ大です
正直、まだ夢ではないのかと現実逃避しています。
だって今回は、どこのチームにあたっても気持ち的に勝てそうな予感がしていました。
知美だけでなく、チーム皆が気持ちハイハイハイテンション
今回の大会はなんとしても”勝ちたい”&”無得点記録を阻止したい”の気持ちがいっぱいでした
今まではコーチや監督のアドバイス80%位で試合に挑んできていたけど、今回は60%コーチや監督作戦&40%チームメンバーで考えた”自分たちのプレー”を、新幹線での移動中にメンバーでずーーーーーーっと話し合っていました
会場についてから普段なら名古屋にウキウキウォッチングしている所を、今日は即効皆でさっきの戦術会議
実践したりいろんなパターンを、コーチや監督に助言していただきながらやりました。
「自分たちのプレー」=今まで練習してきたことを踏まえて、今出来ることをやる。
だから気持ちも集中力も、いい状態ではあったと思います。
初戦から前回王者の”ガッタスさん”。
chakuchakuJ,bはリザーブから上がってきたチーム。自分たちがどこまで出来るのか。自分たちプレーよ、いざここへ
やろうとしていた”自分たちプレー”が、いくつか出来たときには妙に嬉しくて、いけるんじゃないのかと少しずつ自信へ。
結果PKとなり、1本目×。2本目の知美が外したことで×が二つ目となり”負け”
本当にごめんなさい
次に対戦したのは”ザナドゥさん”
このチームに今回からchakuchakuJ,bにいた小由里さんが加入されたので、変に注目されていたようです。正直あまりあたりたくなかったです。
ただ、やるからには”勝ちたい”
ただそれだけでした。
でも、ビックリしたのは”ザナドゥさん”のメンバーって経験者が3〜4人も
えっ・・・・・想定外なんですが・・・・・
最近”経験者の新加入選手”が多いですね。そりゃうまい人がいたら、どれだけ楽だろうか。と思うけど、chakuchakuJ,bは、今のメンバーで練習して、今のメンバーで勝ちたい。それだけなんです。
うまい人にchakuchakuJ,bの一人一人のレベルでは立ち向かえないことは、わかっています。ただ、一人で立ち向かうことが出来ないとしても”チーム”として立ち向かうことは出来ると思っていたので、自分たちプレーはここでも使えました。
確かにうまいけど、うまい人にはうまい人の欠点があるはずそうゆうところを見逃さずにいこうとかけ声。
気持ちで負けたら、もう負けだもん
つい先日まで”無失点”のchakuchakuJ,b。決定力のなさは、本当に痛感する課題。がむしゃらに頑張った”あやの”が、chakuchakuJ,bスフィアリーグ初得点を決めてくれました
しかも、コーナーからの形は”自分たちプレー”を用いたので、あやのが決めてくれたときは本当に嬉しかったです。
そして”勝ち”を確信してしまったものの、油断大敵。
今までの”点を取らなくちゃ”のプレッシャーの紐が緩んだすきが盲点(?!)
同点ゴール。残り2分くらいだというのに・・・・
ここは、chakuchakuJ,bの駄目なところ。
きづけばまたまたPK。
PK。本当にうんざりです。
今回は知美が1本目。とにかく何がなんでもここでへこたれてはいれない。
いろんな気持ちが脳裏を過ぎりました。どうにか決まったものの、負けてしまいました。
悔しい。本当に悔しい。こんなに悔しいおもいをしたのは始めてかも。悔しくて悔しくて涙が自然と出てきました。
家に帰ってきてからも興奮がおさまらず、今回はいけると思っていた分”なんでなんでなんで・・・”の振り返り。
でも、ひとついえることはガッタスさんとの試合が出来たことが、めちゃめちゃ楽しかったし、光栄でした
芸能人女子フットサルが始まってから、お互いのチームがメンバーが減ることがあっても経験者が増えることもなく、頑張ってきたチーム同士のせいせいなる戦い。PKで負けてしまったけど、本当に楽しめました
いつまでも、憧れと尊敬の出来るチームである”ガッタスさん”
また、chakuchakuJ,bと戦っていただけるようにもっと頑張らなくてはです
そして、何よりも”名古屋”という遠征地に足を運んでくださった方々。本当にありがとうございした
chakuchakuJ,bのブルーカラーと声援がめちゃめちゃ目立っていました
すごく嬉しかった分、またリザーブに落ちてしまったこと申し訳なく思います。ごめんなさい
たしか岡本真夜さんの”tomorro”の歌詞で「涙の数だけ強くなれるよ~」とあったように、今日流した涙がさらにチーム、自分を強くしていくと思います。
本当に悔しい、現在進行形です。
なにぶん感情的になられてるようで、「小由里さん」というちょっと他人行儀な呼び方からも彼女の複雑な胸のうちが伺えます。
今になって思えば小由里の復帰&移籍が正式発表された4月1日から庄子さんは様子がおかしかったですよ。
なんか動揺みたいなものがブログからも伝わりました。
これ以上のコメントは避けますが、気持ちは分かります。
そして、あまりにも反響が大きかったために後日書いたものがこちら。
ブログって・・・・
いい意味でも悪い意味でも、すごい力(?)を持っているのですね正直、前回のブログに対しての様々な反響にビックリしています
色々な意見が書かれていますが、ただ知美の言いたかったことは、個人への批判でもなく、多々単純にザナドゥさんが3〜4人もの経験者の方が同じコート内に出られていたことが”想定外”であったということです。
うまい人と一緒にボールを蹴ると普段発揮されなかったプレーが生まれたりもするので”悪い”と思っているわけではないですよむしろ光栄(?)です。
chakuchakuJ,b一人一人の力では敵わない=だからチームでひとつにならなければならない。と思ったことを言いたかっただけです。
知美だって、chakuchakuJ,bに経験者がいたらどれだけ楽でいいものだろうかと思います。
ただ、今はそれ以上にchakuchakuJ,bのメンバーが経験者が出ていようがその壁を乗り越えようと頑張っているので、それに対して”経験者の加入もなくこのチームで頑張っていきたい”と思ったまでです。
言葉を文章で表すということは、直接話しているわけでもないので、読まれた方の思考にある思いと何かが一致すれば成り立つのかもしれませんが、逆に誤解を呼ぶこともあるということですね。言葉って難しい・・・・
色々な反響が、知美に対して様々な思いを過ぎらせていますが、知美自身やっぱり各チームの上手なことは”選抜チーム”でご一緒させていただいているので、各々悩んでいることは、結構似ていることが多かったりで共感できたりできるスフィアリーグの大切な仲間です。誰が嫌いとか、そうゆうのは正直ないですよ(笑)
むしろみんなを見習わなくては
と、まぁ誤解を招くような文章を書いてしまった知美が悪いのですが、勝手に”chakuchakuJ,bの庄子は・・・・”とか話を膨らませないで下さいね(笑)
あくまでスフィアリーグのルール上ではチャクは経験者・助っ人がひとりもいないチーム。
(これも矛盾した話で、高校生の時に3年間女子サッカー部をやってれば立派な経験者。
でも3年前からフットサルやってる梢子ちゃんやあじゃ、さおちゃんなんかは未経験者。
もう、線引きに関しては各自の価値観に任せる部分ってありますよね。)
対するザナは経験者を複数出場させてしまったチーム
(仮に小由里が未経験者だとしても、やっさん&みかりんの時点でアウト)
ということになりますが、試合は互角でした。
庄子さんはザナの起用法に対して「想定外」とは言ってますが「全否定」はしてない、というのがおいらの意見です。
ここからはおいらの意見ですが、ザナの同時起用はもうOKかな、と思います。
結局、現在のメンバーをフル活動させてもザナはリザーブ降格ギリギリだったわけで。
すごい駒を5枚そろえても、勝負はわからないことは証明されました。
そして、ザナのメンバーがどれだけチームを、サポーターを愛しているかも、伝わりました。
あのメンバーなら同時起用しようがおいらは許せます。
ただ、これがエスカレートして、どこかのチームが、チームになんの思い入れも無い助っ人を4、5人連れてきた場合は話は別ですが。
変な前例を作らないためにも、ここは厳しくしないといけないのかも知れません。
でも、少なくともザナのメンバーにはタレント性、というかドラマが感じられるんですよね。
その意味ではスフィアリーグ出場資格はあるのかな、って思います。
いつの日か、庄子さんはじめチャクチャクメンバーと小由里さんが笑って握手できる日が来るのを待ってます。
明日は準決勝からです。
今日の1枚
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BAKU / 聞こえる〜Power of Dreams〜