BUBKAに松原渓(南葛YJシューターズ)3

さぁ、では書き起こしも後半戦。

渓ちゃんがYJに加入したところからです。では、どうぞ!

B「いよいよスフィアリーグのお話なんですが、まず南葛YJシューターズ(以下、YJ)加入の経緯は?」


渓「アイドルがフットサルをやってることは、モーニング娘。さんが最初に始めた時から知ってて、”私もやりたい”って色んな人に言ってたんですよ。
その頃はカレッツアに入りたいと思ってて。
そうしたらYJがチームを作るってお話が来て、同じ事務所の石井めぐると一緒に入りました。」


最初はcarezza志望だったんですね!

ガッタスじゃなく、carezzaに憧れるあたりが渓ちゃんらしくていいですねw

B「チーム結成は代々木の直前の2005年6月。
YJはほとんどのメンバーが初対面ですよね。」


渓「だから今じゃ想像できないぐらい、チームって感覚がなかったですね。
スケジュール合わせるのが大変で、練習も3〜4回やっただけだし、代々木1回で終わっちゃうんだろうなってみんな思ってましたね。」


B「なのに4位までいったんですよね、松原さんのワンマンプレイで(笑)。」


渓「あの時はハッキリ言って味方は全然信用してなかった(笑)
パスを出したら返って来るとかが全然計算できなかった頃なので」


このときの代々木の7月大会では、まだ宇津木めぐみちゃんどころか、ASAI RED ROSE山口百恵ちゃんもいなくて。

ここまで強烈にワンマンプレーをしかけてくるチームはほとんどなかったので、どこのチームも対応に苦しんだ。

その結果、初参戦のYJは堂々の4位。

このときはおいらにとっても衝撃のデビュー戦でした。

ただ、これが原因で、渓ちゃんと、その他のメンバーの中でフットサルに対する温度差が生じたのも事実。

そりゃ、他のメンバーはなんにもしてないわけで、4位になっても、楽しくはなかったでしょうね。

B「ガッタスやカレッツアを初めて見てどうでした?」


渓「”こんなに巧いんだ!”ってびっくりしました。
個人技より組織力が想像以上で。」


B「代々木ではミスマガとも同じブロックでしたよね。
やっぱり意識しました?」


渓「『講談社 vs 集英社』代理戦争って周りからも凄い言われていて、これ言っていいのかわかんないんですけど.......
『勝ったらギャラ2倍』
って言われて(笑)。」


B「いや、そういう裏のドラマこそ伝えていくべきなんですよ!
ミスマガとYJはお互いにそれやった方が絶対いいと思います。」


渓「あと焼肉食べ放題もついてきました。
それでモチベーション上がって、できたばっかりのチームなのに凄い団結力で(笑)」


B「お小遣い600円でしたからね。」


渓「そうです、『焼肉!』みたいな。」


B「焼肉は食べたことありますか?」


渓「ありますよ!(笑)」


いや〜、このあたりはBUBKAだから聞き出せたエピソードですねw

サッカーでも野球でも、ホームラン打ったり、勝ったりしたらボーナスがでるのは当たり前なんで、こういうのはいいと思いますね。
単純にモチベーション上がるし。

「そっか、この試合は焼肉がかかってたのか」

って思いながら、もう一回7月大会のミスマガ vs YJ見るのもおもしろそうですねw

「焼肉たべたことありますか?」

のバカ質問、最高w
あくまでしゃれなんで、怒らないでくださいね、ファンの方々w

B「代々木の後のお台場冒険王リーグにYJは不参加でしたけど、ミスマガと差がつくんじゃないかって焦りはなかったですか?」


渓「代々木が終わって、”これで終わり”って感覚がみんなの中にあったんですよ。
7月以降の練習日程も発表されなかったし。
いつの間にかお台場冒険王が行われていることに気づいて、
『じゃあこれで終わりかな』
とか言ってて。そうしたら9月になって
『10月の大会に出ます!』
と言われて。そこからですね、チームが発進したのは。」


でも、やっぱり冒険王に出なかったのは痛かったですね。

あの環境は嫌でもチームの絆を深めるんで。

ここで、出場したミスマガと、不参加のYJで大きな差が生まれた気がします。


そういえば、舞台「ピヴォ☆ガール」もミスマガ参加、YJ不参加だったよなぁ...

B「10月からくじ引きのトーナメント方式が採用されて、1番を引いた松原さんの隣に2番のミスマガが来ましたよね。
トーナメント表がガラ空きなのに。」


渓「来る気がしてましたね。ウチが逆の立場だったらやっぱり行ってただろうし。
それでその時、ミスマガに3-1で負けたんです。
よそに比べて練習量が絶対的に不足してるのもわかってたし、このままじゃヤバいなって思いましたね。」


B「ミスマガは松原さんから見てどういうチームに見えます?」


渓「チームとしてのバランスが取れてるなと思います。
悔しかったのが。『FLASH』の選手名鑑でミスマガがアイドル度4なのにウチは3で。
”何で3なの!”って(笑)
こないだの試合前にミスマガの子が近く通って、
『胸では負けてるけど試合では負けないからね!』
とか言ったんですよ、誰に言うでもなく。」


B「いい話ですねぇ。
そういう舞台裏をカメラが押さえてないのがもったいないですよ。」


渓「舞台裏はかなり面白いですよ(笑)。」


舞台裏、バチバチじゃないですか!?

この2チームの対決は今後も、想像以上にアツいですね!

B「2月の2ndステージでガッタスと7ヶ月振りに対戦しましたね。」


渓「私が是永さんを潰せれば、攻撃力を半減させられると思ってたんですけど、吉澤さんもいるし、里田さんも凄いので、簡単にはいかなかったですね。
でもウチはこの2ヶ月間、ディフェンスを中心に練習してきたので、それを試合で出せればいけると思ってました。」


B「勝機はありましたか。」


渓「ありましたね。
1点入れれば勝てるのにって何度も思いました。
でもあの日のガッタスは全体的に調子が悪かったのかな。」


B「1-1のままPKになりましたけど、何で松原さんは蹴らなかったんですか?」


渓「前々日の練習でPKやったんですけど、ことごとく正面だったんですよ。で、
『ウチのエースはPK弱い!メンタル弱い!』
ってコーチに言われて。
だから4番目の予定だったんです。
でも入れ替え決定戦のザナドゥー戦はどうしても蹴りたくて、蹴らせてもらいました。」


B「明らかに失敗をイメージしてるように見えましたけど(笑)、ビシッと決めましたね。」


渓「どうしても悪いイメージが浮かぶんですけど、副キャプテンの吉川綾乃がそこらへんはフォローしてくれますね。
いつもチームを盛り上げてくれて。」


B「負けたときって泣いたりするんですか?」


渓「私は泣かないです。
最初の試合でみんなが泣いた時、正直
”何で泣くの?”
って思ってたんです。
負けるのは運じゃなくて理由があるから。」


B「勝ちに偶然はあるけど、負けに偶然はないと。」


渓「映画を見て泣いたりはしますけど、負けて泣くのは嫌ですね。
それは根性的な部分でも。」


B「生まれてくる時代を間違えた感じがしますね(笑)」


渓「私もそれ思います。
戦国時代だとよかったのかな。武士とかだったら(笑)」


認めちゃったよw
まさにサムライガール松原渓

ガッタスの部分は言う事なし!
聞きたいことは全部聞いてくれましたね。

というわけで、書き起こしも明日が最終回。
最後は、高橋陽一監督についてです!


あと、スフィアリーグの公式サイトも更新されました。
スポットライトガールズとして、是ちゃんとくるみんのインタビューが公開されてます。
ほんとふたりは仲良しですね、おいらのプロフィール写真そのままですw

あと、4thステージ概要の出場チームのところに書いてあった

(一部変更の可能性あり)

の文字が消えました。
よって、4thも出場は11チームで確定。
新規参入は見送り、ですね。
やっぱり、新規参入は個人的には来シーズンからでいいと思います。


今日の1曲

ひまわり

ひまわり

CURIO / ひまわり