15日ワンダフルハーツ夜公演レポ(ネタバレ上等Ver.)

というわけで、大阪でのラスト公演となった15日夜のレポです。
席は2階席右サイド最後列、しかも右端と良席とはいえませんが、オクの手で3.5kだったんで仕方ないところ。
でも、大阪厚生年金会館は傾斜がきついんで、視界は良好でした。
では、セットリストとともに感想を。


01.好きすぎて バカみたい / 全員


まず、幕が開いて気付いたのが、エルダーはセットも衣装も「和」がコンセプトだったのに対し、ワンダのセットはN.Yのブロードウェイっぽい感じでした。
前回の正月の紅白紺とは違い、今回の二つのチームはコンセプトも全く違うことが視覚的にも認識できましたね。
そして本編は1フレーズずつ歌いながら、各ユニットが入場してくる流れ。
キッズチームには若干、表現が難しい楽曲だったけど、全員がそろうと、いよいよ始まる、っていう高揚感がたまらなかったですね〜


02.ここにいるぜぇ! / 全員


そして、一気にこの曲。最近は終盤で使われることが多かった曲なんで、若干違和感あり。
まぁ、サビ〜ラストの幸福感が大好きなんで、文句なくにやけてしまいますが。


MC1


ここでMCのまこっちゃんまりっぺが登場。
まこっちゃんは正月のたいせーと同じく、シャ乱Qの活動再開を報告。
まりっぺは初主演ドラマ「銭湯の娘」を宣伝....でも萩原舞ちゃんも出演することも一言添えてあげてくださいw


03.クレナイの季節 / 美勇伝


エルダーでは、後浦なつみの3人だけが許された持ち歌披露もワンダでは、全員が披露する形式に。
トップは美勇伝から。
彼女たちを最後に見たのは去年の夏のハロ紺だったので、実に半年振り。
その間に単独ツアーを経験したからか、表現力が大幅にアップしてますね。
この曲では特にみーよの成長っぷりを感じられました。
ただ、こんなしっとりした曲を3曲目に持ってくるのはバランスが悪いかなと思います。
せっかく2曲目でついた疾走感にブレーキがかかりましたね。
これは演出サイドの問題で、本人たちには全く非がありませんが。


04.紫陽花アイ愛物語 / 美勇伝


ミディアムな曲が多い美勇伝で、現在最強のキラーチューン!
Bメロからサビの展開は反則。
こんなリズムやられたら体も動くでしょうw
いい曲です。一気に盛り返しましたね。


05.好きになっちゃいけない人 / 田中・村上・鈴木


今回のセットでは一つ目のミニサプライズ。
分からない人のために説明すると、

ここに入ってるカップリング曲で、しかもこのメンバーがオリジナルメンバーなんです!
まさか、これが聞けるとは思わなかったです。
特にれいなはもちろん、キッズ2人の歌唱力がすごすぎ!
完成度、高いですよ!
ただ、オリジナルのCD音源の時から思ってたんですが、やたらとフェイクを入れすぎるのが鼻につきます。
入れればいい、というもんでもないと思いますが、乱発しすぎ。
まぁ、これもつんく♂氏の歌唱指導が原因で、本人たちには非がありませんが、フェイクなんて感性でいれるもんなのに、歌詞の一部のように「WOWWOW」「WOWWOW」言ってるのがちょっと気になります。


06.LOVE涙色 / 辻・新垣


二人が手をつないで登場。身長のバランスもいいし、これはこれでユニットにも見えるし、名コンビ誕生ですね。
特にガキさんが笑顔全開で本当に歌うことが楽しそうですね。
こっちまで笑顔をくれます。

ただ、この曲、実はそんな笑顔で歌う曲じゃないんですよね!
イントロと、曲終わりで満開の笑顔を披露し、曲の間は歌詞の意味をかみしめて、ひとことひとことを大切に心を込めて歌う、それができればガキさんはまだまだ伸びます。
期待してるからこそ、あえて今回は苦言を呈させてもらいます。
今回、全体的に辛口ですいませんw


07.スクランブル / 加護・高橋・藤本・三好 


サビの幸福感が大好きな曲なんで、久々に聴けて最高。
4人で歌うのも予想以上に違和感なく成立してました。
あと、未確認情報ですが、本日の朝公演のみ、この曲はじめ数曲でエッグが出てたという書き込み発見!?本当かな....?夜はエッグなしでした。
あと、あややごっちんの曲は歌うのに、なっちはなしですか。
ピロリンあたりが聞きたかったですね〜


MC2


ここで各ユニットのリーダー・キャプテンが登場し、自分のユニットの魅力をPR。

  • 吉澤「北海道から九州まで、日本全国にメンバーがいる」
  • 石川 (美勇伝の中国語での発音をセクシーに叫んでましたwあいかわらず自分の世界を持ってます。隣でよっすぃ〜がバカうけw)
  • 辻 「のののお父さんとお母さんが、ののとあいぼんの電話の声を聞き分けられない。ののが話してる途中で、ないしょであいぼんに代わっても気付かずに話し続ける。18年間も一緒に居るのにw」
  • 清水「熊井友理奈ちゃんの乳歯がさっき抜けました」(若いなぁw)
  • 矢島「メンバー全員が平成生まれ!」(すげ〜w)

そして、ここで新メンバーの有原栞菜ちゃんも紹介され、挨拶。
彼女は横アリの全員紺から正式に合流するようですね。


08.わっきゃないZ / ℃-ute


そして、待望のオリジナルナンバーに。
萩原舞ちゃんが以前は、”「具」が大きい”時代の安達祐実に似てると思いましたが、今日は浅田真央ちゃんに似てましたwこのくらいの歳の子はみるみる変わりますね。
岡井千聖ちゃんはデビュー当時は茶髪ぎみだったのに今は黒髪にして印象がうすくなりましたね。
梅田えりかちゃんはひとりだけモデルみたいな体型で、目立ちますね。
てっきり鈴木、村上の歌唱力で引っ張っていくユニットかと思いきや、リーダーの矢島舞美ちゃんの衣装が心持ち、みんなよりラメが多い気がしたし、彼女が目立ってますね。
とにかく、横アリで新体制になったらすぐにでもデビューして欲しいですね。
ベリーズにとってもいい刺激になるだろうし。


09.ぴったりしたいX'mas! / 熊井・久住・小川


エルダーのアヤカに続き、三代目プッチモニピーマコがプッチの曲を歌った、ことよりも、小春ちゃんがセンターを務めたことの方が衝撃でした!
すでに貫禄もオーラも出てて、ミラクルぶりを再確認!
将来、化ける可能性を大いに感じました。
ちなみに小春ちゃん、愛ちゃんは夜公演はおでこ全開でした。


10.渚のシンドバッド / W


いろんな人が書き込んでますが、ダブルユーの最大のウリはBメロ〜サビにかけての美しいハモり具合。
こんなきれいなハモを聴かせるグループはいまやハロプロでは貴重な存在なんで、もうちょっとコールを抑えて欲しいですね。
特にこの曲はコールが激しすぎですね。


11.Missラブ探偵 / W


のの、一時期の病的な激ヤセからは脱却したものの、まだ少しヤセすぎですね。
でも小さい体でステージを端から端まで大きく使うパフォーマンスは貫禄ありました。
安定感でてきましたね。


12.ひょっこりひょうたん島 / 道重・熊井・嗣永・岡田・徳永・梅田・矢島


ちょっとゆいやんはここでは浮いてましたね。衣装の露出度と楽曲及び他のメンツ考えるとミスマッチだったなと。
幼稚園の先生のような母性を見せたさゆがよかったですね。


13.BE ALL RIGHT! / 吉澤・紺野・藤本・石川・三好・辻・菅谷・須藤・清水・村上・中島


この曲は統制の取れたラインダンスが印象的なんで、一人でも多いほうが、全員で歌ったほうがステージばえしたような気がしますね。
でも11WATERのオリジナルメンバーが多数入っていたので懐かしかったですね。


14.浮気なハニーパイ / 全員


エルダーの旗振りに対向して、こちらはポンポンを持って、チアガール風の振り付け。
パフォーマンス対決はワンダの圧勝!!
めっちゃかっこよかった!
当然、足パカパカも健在w
みうなの足パカパカが見たかったなぁ〜。
これと、エルダーの旗振りはぜひ全員紺でも残して欲しいですね〜。
その際は、ぜひDVDのマルチアングル機能で、全体が一画面に収まる俯瞰視点の映像をぜひ入れて欲しいです!


MC3


最近のハロ紺名物(!?)と化した、萩原&岡井コンビのMC。
岡井ちゃんはまことさんを「キノコフル」呼ばわりしてましたw
ちなみに今回はまこっちゃんの生ドラム演奏は無しでした。残念!


15.FIRST KISS(あぁ!)/ 田中・夏焼・鈴木


これもある意味、持ち歌披露。結成から、もう2年ですか!
当時はれいなもキッズみたいなもんでしたが、今はくぐってきた修羅場が違う!
完全に別格オーラ出てましたが、キッズふたりも必死に食らいつく、レベルの高いパフォーマンスでしたね。
それにしてもアイリーンのファルセットはキレイです!
雅ちゃんは黒髪にして美少女度はアップしましたが、キャラは薄くなった印象。


16.ミラクルルン グランプリン! / 加護・清水・岡井・中島


ミニサプライズがここにも。ミカが卒業して幻となった楽曲がオリジナル以外のメンバーによって初披露.....だけど、こちらはギリギリ許せます。なぜならミカはもう卒業したんで、物理的にも、オリジナルメンバーでの披露が不可能だから。
それにしても、あいぼんが一番背が高くて、一番おねぇさんなのは新鮮w


17.I&YOU&I&YOU&I / 石川・亀井・矢島・村上


そして正月紺最大の問題作がこれ。
こっちは許せません!
なぜなら、石川梨華飯田圭織矢口真里加護亜依というオリジナルメンバーは全員紺で集められるわけで、オリジナルメンバーの披露を差し置いて、別メンバーが披露するのは解せないし、二代目タンポポは本人の意思とは無関係に解散させられたこと、そして、メンバー4人がどれだけこの楽曲に思い入れを持っていたのか、いろんなことを考えると全く納得いきません。
せめて、全員紺でオリジナルメンバーで披露されることを今は願ってます。


18.ギャグ100回分愛してください / Berryz工房


キッズもおいらは基本的には半年に一回しか見ないんですが、この年代の子は見るたびに変わりますね。
熊さんは前からはっきりした顔立ちだな、と思ってましたが、ますますはっきりくっきり美人になりましたね。そろそろ眉毛を整えたらもっとよくなりますね。
りしゃこもおでこ全開でした。
そして、まーさ、こんなにでかかったっけ?急に成長したのかな?びびりましたw
そして、この曲は桃子がサビを独占状態!
歌い方といい、たたずまいといいアイドルの要素を天然的に備えてますね、この子は。


19.スッペシャル ジェネレ〜ション / Berryz工房


そして、ベリ−ズの最強キラーチューン!
スペシャルジェネレーション!!」と叫ぶのがやたら気持ちイイ!
しかし、Wより出番が後なんて、本当にビッグなグループになりましたね。


20.女子かしまし物語2 / モーニング娘。


「2」にした意味がわからない!
エルダーのように、「かしましワンダVer.」をつくるのがベストだと思うし、どうしても娘。のみでいきたかったら、7thアルバムに収録予定の「かしまし3」を先行発表してほしかったですね〜。


21.色っぽい じれったい / モーニング娘。


このあたりから貫禄出まくり!やっぱり娘。の存在感は別格ですね。
本日は、よっすぃ〜は特にエクステも無しでした。
こんこんが汗まみれで踊ってたのがかっこよかったですね。


22.浪漫〜MY DEAR BOY〜 / モーニング娘。


これは久々に聞いたナンバー。
MCを挟まず、一気に行った事で疾走感が生まれてきましたね。


23.直感2〜逃した魚は大きいぞ!〜 / 全員


問答無用で盛り上がる展開に持って行きますね〜
押せ押せですw


24.友情〜心のブスにはならねぇ!〜 / 全員


「仲間」とか「友情」という歌詞なので、大人数で歌うと感動も倍増。
演出側もそれを意識してるのか、スクリーンに歌詞をテロップで出してました。
この演出はGood!
ダサい、くさい歌詞(錦飾るとかw)がなんか今日は心地よく聞こえました。


25.ピリリと行こう! / 全員


当時セールス的には振るわなかったこの楽曲、ハロ紺では好んでよく使われますが、おいらも大好きです!
サビの高揚感が好きで、明るい照明がよく似合いますね。


26.そうだ!We're ALIVE / 全員


このダンスも大人数だと迫力倍増ですね。
センターは梨華ちゃんあいぼん、ののなど当時のメンバーがそのパートを歌うだけで感動モノです。


MC4


ここでもう一度出演者の紹介。
それにしてもワンダ紺はMCが少ない&つまらない!
ハロ紺はいろいろな絡みが見れたり、裏話的なものもよく聞けるいい場なんでもっとMCも充実させてほしいですね〜。


27.愛あらば IT'S ALL RIGHT / 全員


ラスト曲は「I WISH」よりはこっち派。
サビ〜ラストの幸福感がたまらなく好きです。



というわけで、全体的にはおいらは推しメンとか抜きにして、単純に公演としてはエルダーの勝ちですね。
あとは、やはりまりっぺが歌う機会は無かった、と。
あの日の紅白が1夜限りの奇跡、にならないためにもここで歌って欲しかったし、まりっぺ否定派だって、あの紅白でだいぶ気持ちは変わったと思います。
ぜひ全員紺では1曲、もちろんアレを歌って欲しいですね。

さて、ワンダ紺は全体的な統一感はありましたが、メリハリがやや少ないのと、MCもボリューム不足、一時間半という公演時間で7000円を越えるというチケット価格設定も割りにあってないと思いますね。
3回公演のためのボリュームダウンだとは思いますが、それならチケットもっと安くするべきでしょう。
2デイズ、しかも最終日の3回公演のラストの回でも疲れを見せず笑顔で頑張ったメンバーに対して、事務所の相変わらずの儲け主義に閉口ですね〜。

それにしても、全くコンセプトもスタイルも違う2チームが融合する全員紺、どんな展開になるんでしょうか?
全く予想がつきませんが、期待を裏切らない、素晴らしいものになることを願ってます!