夏先生、最高です

晦日の19人娘。のパフォーマンスに感動したんですが、さらにその感動を増幅させる番組が先日放送されました。

紅白の舞台裏、を記録した番組です。

その中で19人娘。の舞台裏を紹介した部分もあったんですが、予想以上に長い時間取り上げていただきました。
神番組です。

その中でも、本番直前の19人の前で、デビュー当時からずっとハロプロの振り付けに関わってきたコレオグラファー夏まゆみ先生が、

「今日19人でパフォーマンスできるのは中澤・飯田・安倍がいたから。
 彼女たちが娘。をつくり、保田・矢口・後藤が娘。を支えたから今がある」

と、本当は中澤ねえさんあたりが言いたかったけど、あえて言わなかったであろう一言を代弁する場面。
これは泣けました。

こんな内容は本人が語るより、第三者が語るほうが何倍も心に響くもの。

そして、「夏先生、ありがとう」と言わんばかりにスッとねえさんの頬をつたうひとすじの涙。
そして、すぐにそれをサッとぬぐい、気合に満ちた表情を見せたねえさんの横顔は本当に美しかったです。

まりっぺやなっち、あいぼんなどのOG組が涙ぐむのはもちろん、こんこんはじめ現役メンバーも涙ぐみながらも19人でやることの意味をかみしめている様子は素敵でした。

そして夏先生を含めての20人での円陣から放たれる「がんばっていきっまっしょい!!」は本当にかっこよく、エネルギーに満ち溢れていました。

やっぱり、世代交代を繰り返すたびに、初代が持つ「情熱」や「エネルギー」が徐々に薄れていくのは仕方が無いこと。

今の現役メンバー10人は「愛の種」手売り5万枚の感動も知らなければ、「LOVEマシ−ン」のブレイクによる絶頂期の感覚も知らない世代。

以前、いつかのコンサートの開演直前のバックステージの様子を何かで見ましたが、4代目リーダーのよっすい〜の円陣のかけ声は「がんばっていきっまっしょい!!」ではなかったです。

個性を出すことは必要だし、前の人と同じことをやるのはおもしろくない、そんなのわかりますが「ASAYAN」などで「がんばっていきっまっしょい!!」を何回聞いた(見た)かわからないおいらは寂しい気持ちになりました。

そんな新・旧娘。にとって、この機会、この瞬間は「闘魂伝承」ならぬ「モー魂伝承」の瞬間だったと思います。

このパフォーマンスを締めくくったのが7期の小春ちゃんだったのもよかったと思うし。


新・旧娘。の競演を大晦日の、年に一度の恒例行事にしてほしい、なんて声も多々聞きますが、おいらはそんなに安易なものにして欲しくないですね。

次回は、いつになるかはわからないけどきっと来る、娘。の解散コンサートまで取っておいて欲しいです。
そして、その時は明日香、さやりん、彩っぺも含めて、すべてのメンバーが一同に介して欲しいですね〜。