メルシートゥフェスタ レポ15

はい、ではレポの続きです。

いよいよ対抗戦も副将戦。

ここでcarezzaの登場です。

しかし、カレのメンバーに異変......

多くの選手が欠席してます。

特に主力で言うと赤坂さなえ南まりか吉野百美長谷川桃がいません!!

これは苦しい。

ゴレイロ・フィクソ・ピヴォのエースがいないんで、ライン1本まるまる死んでる状態です。

今回、カレ本隊が少人数なんでWALNUTSのJ.rのメンバーが何人か助っ人として臨時昇格してますね。

とにかく不安で一杯のカレです。

対する一般チームは「チームズエフ」

このチームはこの大会のために結成されたスペシャルチーム!?

この名前で検索かけても全くヒットしません。

とにかくこの謎のチームとの試合が始まりました。

カレのスタメンはゴレイロ大網亜矢乃

フィールドは小島くるみ橋爪ヨウコ井本みさお滝ありさ..........

ちょっと苦しいメンツですね。

あと、ベンチにはますきあこ
残りはJ.rしかいません。

しかし、ここから衝撃の展開......

試合開始30秒でズエフ5番があっさり先制点。

このワンプレイで今日のカレはゴレイロが穴だとわかったんでしょう。

ここからズエフはなんと3-1のフォーメーション。

攻撃に3人置いて、この3人が早いダイレクトパスを繰り返します。

この早い展開にカレの守備陣は全くついていけません。

それで完全にカレの守備陣系を崩したうえで逆サイドにダイレクトパス。

フリーになった選手がシュート、ってパターンが面白いように決まります。


2点目もこのパターン。
またもや5番が素早いワンツーで完全に崩れたカレのゴールに強烈シュートを叩き込みます。

3点目は1番の選手。
ルーズボールを後方から強烈なミドルシュート

4点目は5番。
またもや守備を崩してからの完璧なシュート。

試合開始6分で5番はハットトリック達成。

さらに5点目も5番。
今度はゴレイロあみこの股の間を抜く技ありシュート。


ズエフは完全に格上チームですが、さらに5番が桁違いです。

凍りつく会場。

おいらはガッタスが好きなんですが、そういう人にとってカレってちょっと特別なチームなんですよね。
おいらはこの大会後、ガッタス関係のお知り合いと食事にいったんですが、みなさんこの日のカレを心配してましたし。
とにかくもう、ここまで一方的にやられるカレの姿.......

メンバーが揃ってないとはいえ見てるのが辛かったです。

しかし、このカレの苦境を見てか、この試合を応援するために多くのスフィアリーガーが控え室から出てきました。

関係者席ではFANTASISTAご一行が観戦してたんですが、ファンタメンバーが

carezza!!」

コールを始めました!
これが客席にも連鎖して会場はカレ応援ムードになってきました。
とにかく1点でいいから返して欲しい!!

おいらも力が入ってきました。

しかし、ズエフ6点目は11番。
今度はパスを封印して完璧な個人技で強引な突破からの得点。

さらに7点目は1番。
あみこが飛び出してがら空きになったゴールにループ気味のシュートを叩き込みました。


ここでおいら、あることに気付く......

カレのゴール裏にDRM阿部絵里恵ちゃんがいます。
彼女はこれまでの大会でもここ一番の試合は必ず観戦するんです。

でも、今年の感謝祭なら体育館の一番端っこ、スフィア開幕戦なら3Fの天空席。
いつもひとりだけ輪を外れて一番遠い位置から試合を見てます。

しかし、今回も輪を外れてひとりなのは一緒ですけど、誰よりも近い位置で見てます!!
彼女はカレのゴール裏で立て肘ついて試合を観戦。
しかし..............その表情。
恐ろしいくらいの殺気に満ちた表情で試合を見てます。

まるで
「スフィアの意地を見せろ! 何やってんだ!!」
と言わんばかりに......

そんな時たまたまゴールを外れたボールがえりえちゃんの顔面付近に飛んできました......
しかし、顔の横スレスレのボールを微動だにせず受け流し、そのボールをえらい勢いでコートに投げ返す姿に客席からも

「恐ぇ〜....」
の声。

しかし、これは彼女なりの無言のエール。

この声に応えてか、このあとますきあこちゃんに決定的なチャンス!
ゴレイロと1 vs 1になる絶妙なスルーパスがきて、この試合いちばんの盛り上がりを見せますが.......このチャンスをモノにできず!!

本当に惜しい場面でした。
その直後、5番の強烈シュートが決まりダメ押し。

結局8-0でカレ敗北。

ただ、個人的な感想ですがこういう結果になったのは野田社長の意志だった気がします。
このあとのお台場での決勝大会に向けて気を引き締めるためにあえてこのタイミングでこの強豪チームをぶつけて気がしますね。

結果は完敗でも学ぶことは多々あったと思います。

とにかくこれで8戦終えて3勝3敗2分けと完全にイーブン。

全ては大将戦で決まるという漫画のような展開になりました。
もちろん大将はXANADU loves NHCです..............が、今日はここまで!