今年最後はやっぱり、この人で

今年最後の更新は、やっぱりこの人、野田社長のインタビュー後編の感想を。




『<以下、野田社長:野 / ウイニングイレブン初見P:初>
前回の続きより…

――社長は、スフィアリーグが将来的にどうなればいいとお考えですか?

野:スフィアリーグすかいらーくグループシリーズは年間6試合あるけど、それ以外にも○○カップみたいな大会が増えればいいよね。その一発目が1月19日のGyaOカップハロプロと20分・20分のガチンコやりますよ。もうちょっと選手の紹介法とかをショーアップしてね。』


みなさんは、アメリカのプロバスケットボールNBAの決勝戦NBAファイナルの選手紹介って知ってますか?
おいらが世界で一番かっこいい選手紹介だと思ってるんですが、あれが理想!
派手な照明、かっこいいBGMにのせて、ひとりひとりじっくり紹介して欲しいです。
GyaOカップでは、出場全選手のインタビューもあるらしいんで、トークバトルにも期待ですねw


『初:監督の紹介も派手にしたり(笑)

野:俺は恥ずかしいよ(笑)。でも、20分はキツイよ。無理だよって言ったんだよ(笑)。フットサルの公式試合がこの時間なんだよ。20分やるためにはチーム全体のレベルが上がっていないといけないからさ。俺もアホだよねぇ、男のチームと練習試合させたの。

初:えっ、男のチームとカレッツァの練習試合!?

野:そう。ウチのチームもディフェンスはちゃんと練習やってるから、向こうがマジになっちゃったのよ。そしたらその日、ウチのが3人怪我しちゃって。それも全治3〜4週間だよ。』


すさまじいエピソードですw
ガッタスがこれやって3人大怪我しました、なんて言ったら、アンチガッタス層が狂ったように事務所に抗議するんだろうなぁ。



『初:カレッツァはもの凄い練習量だって聞きましたよ。11月は特に凄かったって。

野:11月は25日やった。それはさ、怪我人がいたから下の選手の力を上げなきゃいけないと思って。

――集中講議みたいな感じですか。』


週6ペース!すごいなぁ!
いろんな意味で、これはガッタスにはできないこと。
ぜひガッタスメンバーにもこれを読んでもらって、まず危機感を持って欲しい。
そして、練習がどうしても週2しかできないんなら、1回1回を本当にテーマを持って充実させて欲しいですね。

ちなみに、carezza長谷川桃ちゃんが大怪我したのも、この練習試合が原因だったんですね。



『野:そうだね。いい結果が出たんじゃないかな。ただ一点心残りだったのは、全日本レベルのフットサルの試合を見せたかったんだけど、それができなかった。小島はスペインに行かせて、練習に参加させたんだよ。そしたら、パスを出さなきゃダメだって気付いたんだって。サッカーはボールを持ってても相手を抜けるけど、フットサルではダメなんだよな。あいつ、足を捻挫してたんだけど、調子いいんだよ。そういう時は治ってる(笑)』



くるみちゃんがスペインに修行に行ってたのは、ここでも触れたけど、あれが原因でプレイスタイルが劇的に変わったんですね。
以前は、独りでサッカーやってたのが、今はチームプレイに徹してる。
パスを覚えた流川楓みたいに。この例え、わかるかなw



『――社長もかなりフットサルの勉強をしてるみたいですね。

野:俺も本を読みながら勉強してるんだけど、今でも分かってないんだよね(笑)。
『ダイヤモンド型を四角にするぞ!』とか言うと、『それは社長、無理ですよ』って言われるんだよ。本にY字型のフォーメーションが載ってたから、『Y字やってみろ!』って言ったら、『上級者向けなので無理です』ってコーチに言われたよ(笑)。パスをミスした時も『この野郎! 真面目にやれー!』って怒鳴るんだよ。コーチが何も言わないからさ。

――真面目にはやってると思うんですけど(笑)。

野:そうか(笑)。練習の時にシュートを外すと、『おい、これがゴールであって、こっちは違うぞ。この中に入れるんだぞ!』って。まあ、コーチも俺のわがままによく付き合ってくれているよ。それから、シュート決めた時に何かポーズするとかさ。タレントがやるから面白いんであって。』



開幕戦ではXANADU loves NHCのMANAMI選手がゴールを決めた後、パフォーマンスをしました。
これからはみんなもどんどんやっていって欲しいですね。



『――まだそこまで余裕がないんですかね。

野:ないないない。正気に戻るのに1、2分かかるんだよ。

初:でも、見てると“プロスポーツ”っていう感じを受けますよ。

野:タレントも“プロ”だからね。そういう意味ではプロのスポーツですよ。魅せるという意味ではね。お客さんの前でやるっていうことがタレントの使命だから。だから、トラップも綺麗にしなきゃいけないし、なんだっけ、こういうの……。

――リフティングですか?

野:そうそう、リフティングが1回もできないんじゃみっともないじゃん。』



ミキティが以前、
「ボールは前に蹴るもの。だから、上に蹴るリフティングは意味がない」
と発言していたことを思い出しました。
ボールタッチの基本を学ぶという意味でもリフティングは重要なんで、一日もはやく考えを改めて欲しいです。
今のインタビューに全然関係なくてすいませんw



『――チームとしての目標はありますか?

野:都大会に出てみたいね。今は一番弱いチームにも負けるだろうけど、もっと高いところに目標を置かないと、スフィアリーグが芸能人のチャラチャラした大会って思われるから。そういう大会に出てさ、多少でも話題になれば、フットサルの普及っていう当初の目的に役立てるんじゃないかな。』



おっ!ガッタスに刺激受けてる、受けてるw
いつか、都大会の舞台でガッタスcarezzaが戦う日が来れば、本当に素敵です。


『――そうやって客前に立つことで、タレント活動に還元されますよね。

野:還元じゃなくてさ、俺は同じだと思ってるんだよ。どんなプロだって毎日練習してるんだよ。劇団四季なんて毎日やってる。俺たちはピッチっていうステージでエンターテインメントをやろうとしている。だから、『オーバーヘッドやってみろ!』って言うんだよ。ホントにやらせたいんだよ(キッパリ)。頭から突っ込んでいくヘディングシュートとかさ。でも、なかなか痛いものらしいね。俺もぶつけられたけど痛かったから(笑)。一回、藤本(美貴=ガッタス)のヘディングシュート見て、ビックリこいちゃってさ。『こいつらタレントかよ!』って(笑)。あの子たちは“見せる”レベルに来てるよね。ウチは勝つことに精一杯だけど。ウチだってさ、瀬戸早妃あたりがボレーシュート決めてくれたら最高なのにね。仕事が忙しくなってくるとさ、どうしてもね。』



瀬戸早妃がオーバーヘッドしたら、萌えますよ、おいらw
ボレーシュートでも十分w
こういう発想、好きだなw



『――ドラマの撮影に入っちゃうと、なかなか練習にも参加できないですよね。

野:練習時間が合わなかったりするんだよ。来たはいいけど、ユニフォーム忘れてたりしてるし(笑)

初:監督自身がカレッツァに選手をスカウトっていうのは……。

野:何もやってない。それより自分のとこの選手を育てる。補強するとしたら15歳以下の選手。こないだも千葉の14歳の子を雅のオーディションで採ったんだけど、『フットサルの練習はどうしましょうか』っていうから、『千葉だったら練習場がいっぱいあるだろ。部活やんなくていいから、毎日練習行って来い!』って言ったのよ。

初:雅よりもフットサル(笑)

野:『フットサルが上手くなったら雅だ!』って(笑)。まあ、踊りはもう雅クラスにできるからOKなんだよ。

――お話を聞いてると、選手よりも社長が一番ハマってるんじゃないですか?

野:いやー、ハマってるねぇ。

初:(爆笑)』



おいらも爆笑!
あと、「それより自分のとこの選手を育てる」
ってとこ、ちゃんとメモしてくださいよ、ホリプロさん!



『野:俺はホントにハロプロの社長に感謝してるんだよ。タレントを養成する場所を与えてもらったんだよ。これ以上ない場所だよ。勝って泣いて、負けて泣いて……。まさかここまで来るとは思ってなかったよ。それに感激しちゃってさ。これはやるべきだなって。

――そういう涙を客前で見せる場所なんてなかったですもんね。

野:そうだよ。みんなすっぴんで出て来るんだよ。それでガッツンガッツンぶつかりあってさ。音が聞こえるからね。これは凄いわって。女の子が熱くなってるのを見ると、こっちも熱くなるよ。日本サッカー協会の川渕キャプテンと対談させていただいた時にも、『選手たちは一生懸命やってる。一回見に来てくれませんか。これを上手くやったら、女子サッカーは絶対に広がる』って言ったんだよ。まあ、これからが大変ですけど、楽しいですよ(笑)』



やっぱり、川渕キャプテンを引っ張り出してスフィアリーグ設立のきっかけを作ったのは野田社長でしたか。
アンチ野田の人たちも、その部分だけでも理解してほしいですね。
決して私利私欲で動く人ではないんで。
やりかたは強引かもしれないけど、常に業界が盛り上がる方向を模索している数少ない貴重な人材なんで。



『<インタビュー後記>--------------------------------------------------------
1時間以上に及んだインタビューでしたが、野田義治監督の「フットサルに対する想いを語りつくして頂くには、まったくと言って良い程、僅かな時間でしかありませんでした。
この場をお借りしてお礼申し上げます。野田監督、本当に有り難うございました!

お話しを伺った中で、特に印象に残ったのが、芸能人として、プロプレイヤーとして『魅せなければならない』という事と、スポーツという勝負に『勝つ』という事を両立させる難しさでした。しかしながら野田義治監督は、その2つの課題に真正面から挑戦されている“真のエンターテナー”である、という事を改めて実感致しました。

これからの女子フットサル界も、もっともっとアツくして下さい!
お願いしちゃいますっ!野田監督』



これからの女子フットサル界も、もっともっとアツくして下さい!
おいらもそう願ったからこそ、今年最後の更新をこの内容にさせていただきました。

結局フットサルに始まり、フットサルに終わったこの日記。
来年も面白いものを作るために日々頑張ります。

毎日読んでくださるみなさん、また来年もよろしくお願いします!


只今、時刻は23:54....
なんとか今年中に書き終えることができてホッとしましたw